仕事と人を知る
INTERVIEW
提案する建築物も、
あつかう金額も
ケタ違いに大きい。
経営学部
経営学科卒
2015年入社
五反田 佳祐
入社理由について教えてください
「魅力的なチーム」と感じたから
学生時代は部活ひと筋。ラグビー部の主将として、部員40名をまとめようとチームづくりに奮闘しました。一人ひとりと面談を行い、それぞれの課題を明確にする。練習後はみんなで、良かったこと・悪かったことを話し合い、翌日の練習に活かす。こうした取り組みが実を結び、前年より成績アップを達成したときは本当にうれしかった。チームプレーの難しさとともに、楽しさも学んだ日々でした。
建設業界を志望するようになったのも、チーム競技に通じるおもしろさがあると思ったから。コミュニケーションを取り、目線を合わせ、ひとつの建物をみんなでつくり上げる。そんな働き方が、ラグビー部での充実した日々と重なったんです。
数社のOB訪問をするなかで、いちばん心に刺さったのが三井住友建設でした。その先輩社員の方はこう話してくれました。「うちの会社は、プロジェクトメンバー全員が同じ方向を向いているよ」。ここには、チームとして理想的な姿があるんじゃないかと感じ、入社を決意しました。
現在、どんな仕事を担当していますか?
営業活動と、顧客要望の実現
入社してからの4年間は現場事務として経験を積み、5年目に念願の営業へ異動。現在、主に民間のデベロッパーを対象に営業活動を行っています。
仕事の流れはこうです。まず既存のお客様を訪問し、計画段階のプロジェクトについてヒアリングします。敷地や建物の用途・規模、予算などの情報をもとにプランのご提案へ。社内の窓口としてリーダーシップを取りながら、営業活動を行います。受注の成否は主にプランの内容と金額で決まるので、営業・設計・施工が一体となってベストな提案を目指します。受注後は、お客様からのご要望を可能な範囲で反映しながら、設計・施工を進めていきます。最初の提案から建物の竣工・引き渡しまで数年がかりというプロジェクトも珍しくありません。
やりがいを感じる瞬間は?
お客様に寄り添い、ベストな提案ができたとき
この仕事をしていて感じるのは、信頼関係の大切さです。ただやみくもに訪問回数を増やしただけでは、いい関係を築くことはできません。お客様が何を求めているか要望を聞き出し、ベストな提案でお応えすることが重要です。受注後も、竣工・引渡しまでご満足いただけるようお客様に寄り添います。そうした心配りと行動量で関係が構築されていくのだと感じています。
ゼネコンのプロジェクトは基本的に長期です。提案してからひとつの建物ができあがるまで、数年もの歳月を要します。人と人とのつながりや行動の積み重ねが、実際に建物というカタチになって表れる仕事でもあります。そこにやりがいを感じます。
三井住友建設で働いていて良かったことは?
20代のうちに大きな経験が積めたこと
若手にとって成長しやすい環境があります。私はもともと営業志望でしたが、いきなり営業配属ではなく、作業所の事務を4年間担当させてもらった経験が、今とても役立っています。現場のリアルがわかる営業、施工管理の視点をもった設計など、厚みのあるキャリアステップを歩めるのが当社で働くメリットです。
もうひとつは、責任ある仕事を早期に任せてもらえる点です。営業に着任後しばらくして、数千万もの案件を受注できたときは、その重みに身が引き締まりました。中間層が少ない組織なので、ベテランの上司が若手に挑戦機会を用意し、バックアップしてくれます。経験が浅いなりに自ら考え、リーダーシップをもってプロジェクトを推進した経験が、自分の成長につながっています。
今後の目標について教えてください
お客様から頼りにされつづける営業
営業に異動してから担当案件が竣工を迎えていないので、営業業務の全工程を経験したわけではありません。そのため少なくとも今後2年間は、社内外のプロジェクトメンバーと密にコミュニケーションを取り、引き渡しまでのプロセスを貪欲に学んでいきたいです。
そのうえで、小規模物件から大規模物件へと担当領域を広げ、受注から引き渡しまでの流れをいくつか経験。その積み重ねた経験を活かし、今まであまり取引のなかった顧客との取引を継続させ、信頼を築き、将来的には重要取引先となるような顧客の担当として活躍していきたいと思います。
1 Day Schedule
ある1日のスケジュール
- 8:00
- 出社、メール確認
- 9:00
- 社内ミーティング
- 10:00
- ミーティングに向けた資料作成
- 12:00
- 昼食、外出
- 13:30
- お客様を訪問しミーティング
- 16:00
- 帰社、ミーティング内容を整理し社内共有
- 17:00
- 関係部署に確認しながら見積・提案書作成
- 19:00
- 退社
Private
オフの過ごし方
休日は学生時代から続けているラグビーや、最近始めたゴルフを楽しんでいます。プライベートを充実させる一方で、資格取得の勉強も続けており、時間の使い方が学生時代と比べて格段にうまくなったと思います。