三井住友建設の特徴を知る
三井住友建設で働く女性のリアル
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高塚 浄乃 静岡支店 土木営業部
1992年入社/生活学科 造形コース卒 -
上田 華子 国際支店 設計部 設備設計グループ
2016年入社/理工学研究科 建築学専攻卒 -
坂本 由佳 土木工事管理部
2012年入社/環境理工学部 環境デザイン工学科卒
3年連続の社長賞は、
周囲のサポートのおかげ
静岡支店 土木営業部
1992年入社/生活学科 造形コース卒
高塚 浄乃
CAREER
- 1992年
- 土木部配属(CAD オペ、設計業務支援)
- 1999年
- 土木営業部技術営業チーム 配属
- 2010年
- 土木営業配属土木官庁営業、民間営業(土木・建築)に従事
- 2016年
- 静岡市下川原雨水貯留管シールド工事(社長賞)
- 2017年
- 日本製紙沼川重油管撤去工事(社長賞)
- 2018年
- (国宝)(重文)久能山東照宮建造物防災施設工事(社長賞)
- 2021年
- 土木営業部長(営業 13 年目)
入社19年目、
内勤から営業の最前線へ
営業の仕事にはうれしい瞬間がたくさんあります。お客様との会話から、新たな学びを得たとき。地道な提案活動が、ご成約というかたちで実を結んだとき。地域のインフラを整備して、ありがとうの言葉をいただいたとき。次もがんばろう、もっと力になりたいと熱い想いが湧いてきます。
今でこそ営業が大好きな私ですが、もともとは内勤のCADオペレーターでした。設計支援をするなかで営業支援の仕事にも携わるようになり、ある日「営業やってみる?」と声をかけてもらったんです。お客様ともっと接点を持ちたい。最前線で活躍したい。そんな想いを汲んでくれた上司のおかげで、営業としての私のキャリアはスタートしました。入社19年目のことでした。
プライベートも全力で楽しむ
私が営業になりたての頃は、男性社会の側面がまだ残っていました。女性だからという理由で相手にされず、訪問先で悔しい思いをしたこともあります。でも社会の変化とともに、不利に感じる場面はすぐになくなりました。営業7~9年目には、大きなプロジェクトで立て続けに結果を残し、3年連続で社長賞を受賞。もちろん私ひとりの力ではなく、上司や先輩をはじめチームがサポートしてくれたおかげです。
現在は、静岡支店で土木営業部長を務めています。責任ある立場となり、プレッシャーを感じる場面も増えました。だからこそ、以前にも増して大切にしているのがプライベートの時間です。趣味のフラワーアレンジメントでは、講師活動を月2回。上司の紹介で参加するようになった「しぞ~か防災かるた委員会」「しずおか川自慢大賞実行委員会」では、地域を盛り上げるため毎月参加。プライベートを思い切り楽しむことがリフレッシュにつながり、仕事に打ち込む原動力となっています。
SCHEDULE
- 8:45
- 出社、メール・部員のスケジュール確認
- 10:00
- 現場訪問
- 10:30
- 客先ミーティング
- 12:00
- 昼食(ランチと食事後のコーヒーブレーク)
- 13:00
- 帰社途中にある客先や役所を訪問し、情報収集
- 14:30
- 帰社後、打合せ簿作成および案件整理し関係者に報告
- 16:00
- 部下との面談(育休復帰支援プログラム)
- 16:30
- 部内ミーティング(案件状況、課題などを確認)
- 17:00
- 営業先の事前準備
- 18:00
- 退社
PRIVATE
趣味としてフラワーアレンジメントを月2回程度、24年間続けています。講師活動をおこなったり、客先へのお祝い品としてプレゼントすることもあります。
市民団体のしぞ~か防災かるた委員会に所属し、「上の句」に地域の良い所、「下の句」に防災知識を読み札とした防災かるた (静岡市版・静岡県版)を作成し、地域防災の向上を目指し活動をしています。2022 年には、ぼうさいこくたい in 兵庫神戸 にも参加しました。
安心して子育てできるのは、
サポート体制が万全だから
国際支店 設計部 設備設計グループ
2016年入社/理工学研究科 建築学専攻卒
上田 華子
CAREER
- 2016年入社
- 建築本部 設備設計ディビジョンへ配属 機械設備設計に従事(商業施設、ホテル、オフィス)
- 2018年3月
- 東京建築支店へ異動 新宿三丁目プロジェクト 設備施工管理に従事(オフィス)
- 2018年6月
- 東京建築支店 大宮駅西口ホテルプロジェクト 設備施工管理に従事(ホテル)
- 2019年3月
- 一級建築士取得
- 2019年11月
- 建築本部 設備設計ディビジョン 兼 設備部へ異動 機械設備設計(教育施設 等)、海外プロジェクト(オフィス) 設計支援に従事
- 2019年11月
- 結婚
- 2020年4月
- 建築本部 設備部へ異動 機械設備設計(研究施設 等)、海外プロジェクト(オフィス) 設計支援に従事
- 2020年12月~2022年3月
- 産休・育休取得
- 2022年4月
- 国際支店設計部設備設計グループへ異動 復職 設備設計支援に従事(工場、オフィス 等). 現在に至る
出産前も復帰後も、
職場の温かさを実感
出産にあたって実感したのは、周囲の方の温かさです。当時、妊娠について報告すると、たくさんの方が「おめでとう」と言葉をかけてくれました。つわりで体調が思わしくないときには、女性の先輩が実体験を交えておすすめの食べ物を教えてくれました。取引先に産休の報告をすると、わざわざ電話でアドバイスくれた方までいました。
復帰先は国際支店の設備設計グループ。以前、海外案件に携わっていたときに接点があった部署です。知り合いが多かったので相談もしやすく、スムーズに復職できました。希望通り、無理なく働ける環境を用意してくれたことに、とても感謝しています。新しい部署でもやさしいメンバーばかりでした。子どもの誕生日に「おめでとう」と声をかけてくれる方や、なかには誕生日プレゼントまでくれる方も。皆さんに受け入れてもらえていることを実感して、とてもうれしかったです。
在宅勤務なら、
無理なくフルタイムで働ける
仕事と育児を両立するうえで、制度面についても整っていると感じました。まず、在宅勤務を選べたことが大きかったです。保育園への送り迎えをしながら、無理なくフルタイムで働くことができます。打ち合わせが夕方まで長引いた際も、気兼ねなく途中退席し、後日情報共有してもらっています。
また、子どもの発熱などで急に休まざるをえない場面もあります。そんなときに重宝したのが看護休暇です。この制度の良いところは、時間単位で小刻みに取得できること。管理部からわざわざメールで教えてもらって知り、活用するようになりました。制度が整っているだけでなく、利用しやすい環境づくりも推進されていて、働きやすさを実感しています。
SCHEDULE
- 5:30
- 起床
- 6:00
- 朝食
- 6:30
- 夫 出勤
- 7:50
- 子 保育園へ送迎
- 8:00
- 在宅にて始業
- 9:30
- 出社
- 17:00
- 夫 帰宅
- 17:10
- 子 保育園へお迎え(夫)
- 18:00
- 子/夫 夕食
- 18:30
- 帰宅、夕食
- 19:00
- お風呂
- 20:00
- 子 就寝
- 21:30
- 就寝
PRIVATE
息子は乗り物が大好きなので、休みの日は、一駅だけ電車やバスに乗って、帰りはお散歩したりしています。
大型連休には鹿児島や愛媛の実家に遊びにいきます。息子の成長を見守ってくれる家族に感謝です。
3児の母になっても、
現場復帰に向けて研鑽中
土木工事管理部
2012年入社/環境理工学部 環境デザイン工学科卒
坂本 由佳
CAREER
- 2012年
- 入社 中部支店 久田野川橋作業所へ配属
- 2015年1月
- 大阪支店 楊梅山高架橋作業所へ異動
- 2015年10月~2017年4月
- 産休・育休取得
- 2017年5月
- 土木工事管理部 土木管理Gへ異動復職 デキスパートの導入に従事
岡山営業所にてサテライトオフィス制度利用
- 2018年2月
- 土木工事管理部 積算管理Gへ異動
- 2020年9月~2022年3月
- 産休・育休取得
- 2022年4月
- 土木工事管理部 積算管理Gへ復帰
「サテライトオフィス制度」で、
キャリアをあきらめずに済みました
妊娠したときに頭をよぎったのは「仕事を続けられないかもしれない・・・」という不安でした。それまで単身赴任で大阪の現場で施工管理に従事していましたが、地元であり夫の居る岡山に生活拠点を移すことに。しかし、岡山にあるのは営業所のみ。私は技術系のキャリアをあきらめたくはありませんでした。
そこで上司や会社に相談したところ、復帰後の仕事の選定に動いてくれたばかりか、所属先から離れた遠隔地で働ける「サテライトオフィス制度」までつくってくれることに。おかげで、岡山営業所に勤めながら、当面は施工管理システム導入の仕事を担当することが決定しました。その後、上司のアドバイスもあり、より技術者としてのキャリアを積みやすい積算管理グループへ異動させてもらいました。今も岡山営業所をサテライトオフィスとして活用しながら、やりがいをもって働いています。
子育てが落ち着いたら、
海外赴任にも挑戦したい
2回目の出産では双子が生まれ、現在は3児の母として忙しい日々を送っています。とはいえ、子ども同士で遊んでくれるようになり、夫とも協力し合っているので、育児はそこまで大変ではありません。制度面にも助けられています。子ども1人につき5日まで取得可能な看護休暇は、「有給」であることも使い勝手の良さにつながっています。一般的には「無給」の休暇として扱われるケースのほうが多いなかで、とてもありがたいです。
積算の業務を通して、キャリアの可能性が広がったことを実感しています。このまま研鑽を重ね、設計変更や現場の工務にも挑戦していきたいと考えています。やはり現場が好きなので、なるべく現場に近い業務に携わり、育児が一段落したら海外赴任も経験したいですね。
SCHEDULE
- 6:30
- 起床
- 7:30
- 子 保育園へ送迎(夫)
子 小学校へ登校(見送り)
- 8:00
- 家事
- 8:45
- 始業(在宅勤務)
- 16:00-16:30
- 終業(在宅勤務)
- 16:30
- 家事
- 17:00
- 子 保育園・学童へお迎え
- 17:40
- 入浴
- 18:40
- 夕食
- 20:00
- 子 就寝
- 21:30
- 子・夫 就寝
- 23:00~
- 就寝
PRIVATE
公園で長兄の自転車の練習に双子たちも参加。休日は家族で遊びに出かけます。
毎年12月頃に家族写真を撮っています。ウッドパネルにしてもらい、それを1枚ずつ増やしていくのが楽しみになっています。